死者の書片手に賽の河原より帰還

終わらない祭りなどあるはずもなくいつまでも終わらない学園祭前夜のまま
生きていけるわけもなく日々の生活に戻っていくんだねなどとリリカルに浸る間もなく
生きてんのか死んでんのかと突きつけられうんにゃこの頃ぢゃそんな痛みで生死を
確認する感覚すらもう壊死してるかもしれない昨今こうしてまたあちきは炎天下の廃校より
わいやーどに戻ってきて戯れ言繰り出しつつ、それにしてもなんて恐ろしい怪物を愛してしまったのだろう
その名は大人計画。しかも実はあの祭りは長坂まき子というおんなの夢の中の出来事だったらしい。
だからいちど限りなのだね。おなぢ夢は二度と見れないから。