嫌われ松子の一生 生まれてすみませんくらいねたばれ

原作：山田宗樹（幻冬舎文庫刊）
監督・脚本：中島哲也
出演：中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、
市川実日子、柄本明、黒沢あすか


女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。
でも、現実は…
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ｏ久々の水曜れでえすでぇーこれまた久々のTOHOシネマズ南大沢。
ｏ混んでたらやだなあと思って行ったらなにこのガラガラ。おかげで良い席選べてつかみは上々。
ｏトリック２の予告編をなぜか醒めた目で見つつ苦笑、まぁさすがにこれでらすとらよなあ
　とか思いつつ松子らよ松子。首洗って待ってろよ中島かんとくてかんぢで。
ｏ結論から言うとぶっちゃけ泣き泣きだった泣笑。それが作品として良いのか悪いのか
　ていうのはべつにしてちうか知らんよそんなのいつも言ってるけど作品は好きか嫌いかだから。
ｏああでもそんだけでもないんだけど好きぢゃないけど良いと思うのもあるしその逆も然り。
ｏまあそれはさておき、今回もうすでに松子スレでどんどんネタバレを目の当たりにしてって
　もうこらたまらんと観に行ったんだけど、そのスレを読んでたときもうすでにああこれは
　泣きツボかもしれないてうすうす感ずいてきちゃっててこら案外イケるかもとか思って行った。
ｏでも再三ここで書いてるけど下妻物語がどうしても木更津のパクリみたいで認められなくて
　でも泣いたけど苦笑でもなんかあんだけ世間で絶賛されるのも納得行かなかったから
　でも泣いたけど苦笑ともかくかなり観る前からハードル高くしてったし。
ｏあと例の中谷美紀への暴言とかでかなり中島かんとくのへの心象悪くなってたし
　例えそれがホラー映画公開前の撮影ん時の怖い話みたいな情報リークだったとしても。
ｏ観る前にすでにそんだけマイナスポイント稼いでたけどこれが案外よかったし
　よく出来てたと思うし下妻を超えてるとも思えた。
ｏでもそれは多分、松子に共感できたから。今は隠居もといロングバケーションだけど
　松子の人生とシンクロ率６０％の人生を送ってきたあちきはかなり泣きポイント多めに出現。
ｏただただ純粋にシンプルに無条件降伏の愛が注がれたかっただけなのら松子は。
　だってじぶんがただただ至極自然にそうやって人を愛するから。
ｏいやもちろん単に「ひとりで居るよりはマシ」なだけみたく見えると思うし実際そういう部分も
　あるだろうけど違うの人間根っこの部分で一度でも無条件降伏の愛情をもらったことがあれば
それだけで生きていけるんだけどそれが無くって大人になるとどんどん空回りしてっちゃうのら。
ｏ松子の痛みがすごくわかる響いてきたからそれが好きな中谷美紀だったから余計に
　伝わってきて思ったよりもかなり泣いて、ああ、あとクドカンの哀愁ぎゅんぎゅんな最期にも。
ｏでも魂までには寄り添ってこなかった。それがなぜか考えながら寝よう。こたえは次回くまらぢで。
ｏまたそれか君は。と小芝居落ち。