くまゆうむ

YMOりあるたいむへんたいよいこくまゆうこころとめでぃあの日記改め

トニー滝谷 

kumayou6662005-02-02


あなたを、今でも愛おしい
http://www.tonytakitani.com/j/index.html













もちろん完璧ねたばれちゅうい











市川準監督×原作:村上春樹×音楽:坂本龍一×
主演イッセー尾形宮沢りえ×ナレーション:西島秀俊
ていうものすごいすべてがべすとぽじしょんてかんぢな映画
トニー滝谷今年2本めの映画を水ようわりびきのテアトル新宿で観る
終盤近くまでああいいなぁいい映画だなぁて思って観てた
よく読む映画れびうのサイトで『粉川哲夫の【シネマノート】』
ていうところの言葉をお借りして

http://cinema.translocal.jp/2004-12.html#2004-12-21
映像のスタイルは、あえて形式的にしている。
坂本龍一のミニマルなテンポのピアノソロが流れる。
カメラが右にパンすると、別のシーンに映るとか、
プロットの切替に、坂を上がってくる宮沢の首が映り、
やがて全身が映るとか、ナレーションを受け継いだ形で
イッセーないしは宮沢が棒読みに読むとか、
ある意味では月並みだが、形式化することによって
逆にいい雰囲気を出してもいる

てかんぢに思いながら観てたし主役の二人のべらぼうにいいのも
言うまでもなくてかんぢだったし教授のピアノも宇宙級に合ってたし
屋外に組まれたセットですべてを撮影してたらしいんだけど
その部屋とか自然に吹いてる風とか照明とかすごいすてきだったし
でも泣かなかった観に行く前からずたぼろにやられるだろうと思って
覚悟してったし孤独だとか喪失感だとかあちきの琴線琴線また琴線なはずなのに
ものすごい静寂な絵画のような映画だったけどべつに
観客を置いてきぼりにしてるようなものでは無かったし
でも最後のシーンははっきし言って混乱したかも
何でずっと静寂だったのに最後に来てあんなけたたましい
おばちゃんのがなり立てるような台詞と電話のベルの音なんだろう
しかもラスト近くに途中から誰か客席に入れたみたいでそいつが
ビニール袋のガシャガシャした音を響き渡らせやがって
ご丁寧にもその最悪なタイミングでふたつのノイズが合い重なって
ものすごいむかついた途端あっという間にエンドロールでポカーン状態
もうほんとさ何回このくま日記で書いた判んないけど
映画館でノイズ出す奴ってまぢで犯罪者に等しいと思う
お金払って作品を観たその時間ごと返してくれよってかんぢ
まぁ怒髪天だけど置いといて最後の最後に本当に孤独になった
トニー滝谷だったけどかすかな希望みたいなののを入れたのは
悪くないにしてもともかくおばちゃんとの会話は何か納得行かない
泣くと思ったけど泣かなかったのはべつにいいとして
泣き度で映画の良し悪し決めてる訳ぢゃなしいんだけど
ともかくまだなんか気持ち的に中途半端でもっかい観ないと収まりつかない
よって今回ほしろっこ評価不可能で保留
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