パルコ・プロデュース 裏切りの街
―― 怠慢と倦怠の果て…。
しょーがねーから君を抱いた…。――
作・演出:三浦大輔
出演:秋山菜津子/田中圭
安藤サクラ/古澤裕介/米村亮太朗/江口のりこ
松尾スズキ
o今回も前から2列めのほぼセンターな良席に恵まれて
行く前からかなりの期待値で前の晩もうすでに夢の中で
幕が開いちゃってwktkで渋谷に向かう電車に乗ったら
田園都市線人身事故でなんか不穏な感じがひたひたと。
o初ポツドール、ていう言い方は正確には違うけど初三浦大輔てことで
どんだけヤバイもん見せてくれるかと思っていっちゃったのが
そもそもまちがえだったのかもしんない。ぶっちゃけその期待は
満たされることなく肩すかしの街。
oまあパルコ劇場にかける芝居がそんなヤバイもんになるわけが無い。
そう苦笑しつつ確かに台詞とかすげいリアル、俳優の動きとかもリアル
キャラ設定とかも居る居るこういう人たちてかんぢで最初はおおおと思ったけど。
oふんでもこういう話ってとくに目新しいわけでもなく手垢つきまくってるし
リアルを追求してるだけあって実際まわりこういう人も居るし
こういう会話も聞くし誰だって似たようなことやったことあるだろうし
それを舞台でやる意味ってあるんだろか、お金払って観にいく意味あるんだろか。
oあと暗転ありすぎで萎えた。エンタテイメントな芝居ぢゃないから
仕方ないんだろけど。
oキャストの芝居はもうぜんぜん文句なしだし、なかでも田中圭のあのダメさ加減が
すごい外見からもうダメダメなかんぢがああいう演出はすげいと思う。
安藤サクラはどうしても愛のむきだしのコイケでもう焼きついちゃってるから
狂気みたいの期待しちゃったけどそういうのはなくてちっと残念泣笑。
oていうか狂気とかそういうんぢゃなのらな。なんもかんも面倒て逃げて逃げて
うそばっかついて裏切ってずっとダメ人間どこまでいってもダメ人間はダメ人間。
oあちき的にリアルぢゃウソとか死ぬほど大嫌い真実の一ミリたりとも
違うのが許せない性格だからこそ演劇とか映画とかぢゃ非日常のステキな
絵空事とかつくりものが観たいのらよ。
o帰りの電車でもらったチラシ群を見てたら鹿殺しのチラシがあって
そんなかの古田新太のコメントが見事に禿同だったから抜粋。
笑えない落語のような、ちょっといい話が跋扈する演劇界、おいらは
劇場に日常や等身大なんか求めていない!劇場は晴れの場所。
普通の奴らは、家で○ンズリこいてろ。おいらが見たいのはキ○ガイだ。
愉快な人たちが見たいのだ。
まあべつに○ンズリはこかなくてもいいけんども映画とかはまだいいけんども
舞台でえんえん他愛の無い日常とかやられたらきっついわあ。
まあでも作品としてはべつにそんなくそとかではないと思うきっと泣笑。
じぶんが求めてるものと三浦大輔が見せたいもののベクトルが
違ったただそんだけの話てかんぢでポツドールの舞台とかを観ないで
これ1本で評価を決めるとかしたくないしとか思いつつ
パンフで三浦大輔と橋口亮輔かんとくが対談してるなかで
橋口かんとくがリリーフランキーと松尾スズキで真夜中の弥次さん喜多さん
撮りたいとか言っててそれがものっそい観たいでも容易にそのえづらが
浮かんでやっぱいいやみたいな。とりあえず裏切りの街関連記事くりっぷ。
“乱交パーティ”の次は“人妻”。演出家・三浦大輔の最新作『裏切りの街』
http://npn.co.jp/article/detail/00721482/
「怠惰」みつめた三浦大輔の新作舞台 松尾スズキら出演
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201005070293.html
ポツドール・三浦大輔の新作は、ダメ人間たちのダメ人間ドラマ
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201005100004
安藤サクラ性演技も…「裏切りの街」開幕
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100508-626997.html
田中は秋山や安藤とのセックスシーンやオナニー場面があり、安藤もセックスシーンや
舞台上で生着替えの下着姿にも果敢に挑戦。