パルコ・プロデュース公演 “ねずみの三銃士”第２回企画公演 印獣

ああ言えば女優、こう言えば大女優。
作：宮藤官九郎
演出：河原雅彦
出演：三田佳子
　　　生瀬勝久/池田成志/古田新太
　　　岡田義徳/上地春奈

ｏマチネ、前から３列目センターブロック下手寄り、ああこの席でＲ２Ｃ２が
　観たかったと思いつつ、なぜか周りに空席がいくつかあって招待客が来なかったのか
　下駄がさばけなかったのか。それはさておき。
ｏセットも音楽もかっちょいいし、クドカンのホンは相変わらず
　ちんこまんこ言っててひどいし泣笑いやいやもちろんそればっかぢゃないし笑ぃ
　もちろん三銃士はもう文句なしに良いし、三田佳子がぜんぜん浮いてなくて
　三銃士とすごいいい化学反応起こしててすばらしいんだけど、
ｏなんつうかこう、盛り込みすぎて物足りないみたいなあ。　笑わせどこ満載だし
　ゾクっと怖いのもありーの、でもどっかで似たようなもん見たよなあな既視感。
　サっちゃんときとおんなぢこのいまひとつ感。
　タブーなやぶぁいもん並べたその先の向こう側が見たいのらよ。
　後味わるうな芝居のその先を。もっとひどいめに遭わせて欲しいのらよ。
　観たあと三日くらい立ち直れないぐらい打ちのめされたいのらよ。
　だったらおまえがかいてみろなんだけど泣笑。今週の文春のコラムで
　クドカンが言ってたけど。あと今回パンフ読み応えあってｳﾏｰ。
ｏ鈍獣から５年。映画版の鈍獣のネット上のあまりの評判の悪さに、
　そんなに舞台の方はすごかったのかが知りたくてとりあえずニコ動だか
　つべか忘れたけどあったから観てみたけど確かに完成度高くてすごかった。
　でもちなみにあちき的には映画版はあれはあれできらいぢゃないけど。
　観てて居心地よかったあの世界観。
ｏ何かと比較するのは愚かなのは判ってるんだけど
　印獣は鈍獣を超えてるか訊かれたら答えは風の中。
ｏとは言うものの、ぢゃあ観ないほうがよかったとかではぜんぜん無く、
　もちろん観てよかっただし。こんだけキャストスタッフ豪華で
　大好きな布陣が揃っちゃってるからどうしても期待値ものっそい上がるし
　いろいろ言っちゃいたくなるし愛らよ愛。
ｏ今回のチラシ束の中に真心一座 身も心もの流れ姉妹がついに最終章で
　古田新太降臨ていうの入っててものっそい愉しみ。