くまゆうむ

YMOりあるたいむへんたいよいこくまゆうこころとめでぃあの日記改め

労働者M 

kumayou6662006-02-14

http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/event/kera/index.html
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術:中越
音楽:伊藤ヨタロウ
出演:堤真一小泉今日子松尾スズキ秋山菜津子犬山イヌコ田中哲司
   明星真由美貫地谷しほり池田鉄洋、今奈良孝行、篠塚祥司、山崎一

oもし観に行く予定の人で余計な情報入れたくない人はここで屁こいて寝てくりゃれ。
oきのうの月ようびシアターコクーンにてソワレで鑑賞。生の舞台は去年の本多劇場
 七人の恋人以来。今回もその時とおなぢくらいの良席で前から三番目ほぼ左寄り中央。
o後ろのちっと年配のおばさん達が始まる前からけっこう大きい声でべら喋り状態で
 やな悪寒。それは的中して始まってもぐちゃぐちゃ話してる。いつも映画館とかだと
 睨み付けておわりとかのとき多いけどあまりにもべらべら話してるからさすがにぶち切れて
 開始5分で先制攻撃しといた方がいいと思って振り返ってこれ以上ないってくらい
 いぃーっ!ておっとろしい顔しながらシぃーっ!て言ってやったら黙った笑ぃ。
 ほんとこういう奴らってどこ言ってもしゃべってんだろうな。だからばばあは嫌だよばばあは。
o不愉快な気持ちになったこともちっと影響して序盤なかなか芝居に集中できなかった。
 冒頭の前振り小芝居みたいなのもなんか言い訳がましく聞こえたし。
o観に行く前にすでにいろんなとこでこの芝居の評判とか見ちゃってたから覚悟してたけど
 それが逆になんか身構える形にもなってたかも。そりぁだって糞だとか稀に見る駄作とか泣笑
 9千円どぶに捨てたようなもんだとか凄まじい評判の悪さとか見ちゃったら…ねぇ苦笑。
oでも結論から言うと、あちき的には、そこまでは糞ではなかったずら糞では泣笑。
oすっごいいい!とも思わなかったしすっごいダメとも思わなかった。ものすごいベタな
 言い方するけどこういう難解系の不条理劇てリアクション取りよう無いよきっと人間て。
oなんかこう例えばZAZEN BOYSのライブで変拍子の曲にリズムどうやってとったらいいんだよ
 と戸惑いながらカクカクしちゃうみたいなぁ笑ぃ。
oでも近未来の収容所の話と現代の日本のなんかヘンな会社の話が平行して進むていうのは
 それほど別に違和感無かった。いや結構この件が某スレで叩かれてたから苦笑。
 二つが全然リンクしてないていう意見もあったけどあながち全然リンクしてないとも
 思えなかったし。分りやすかったりちゃんと起承転結でクライマックスがありーのだったり
 そういう観てて楽なのもわるくないけどこういう自分で感じ取ってあれやこれや思ったり
 思わなかったりするのもいいかもなてかんぢで。
o個々の役者の人たちはそれぞれよかったし、照明とか映像の演出はすごいかっちょよかった
 すばらしすぎ。舞台装置も美術も凝ってたし衣装も収容所の時のとかえらいしびれた。
o笑いはけっこう取ってたし、男の人の笑い声がけっこう目立って聞こえてた。
 まんこ連発の台詞の応酬のとき以外でもね笑ぃ。
oぶっちゃけ観終わった直後は、何もこころに響いてこなくって言葉も降りてこなかった。 
 あんだけパーツパーツはかっちょよかったりしてお金もかかってんなぁ的感心はしたけど。
oでも不思議なことに時間経つとじんわりなんかくるんずらよねこういう作品て。
 今日wowowのテレビカメラ入ったらしいから後日また観たら違うことなにか感じるかも。