東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン
オカン、ありがとうね。
http://www.tokyotower-movie.jp/
原作:リリー・フランキー
監督:松岡錠司
脚本:松尾スズキ
出演:オダギリジョー/樹木希林/内田也哉子/松たか子/小林薫
o久々の水曜れでえすでぇTOHOシネマズ南大沢へ。東宝系の映画館に
なかなか行く機会がなくて舞妓はんばあぢょんの携帯電話は電源オフのやつとか
舞妓はんの予告編が見たいのもあって黄金週間で混み合う前に行っとくべ程度で
ぶっちゃけそれほど期待してなかったのこころ。そんな当て馬的にこの映画を
観に行ったのを心から懺悔。
oふんでもって松尾スズキのホンで映画化されるてにうすが走ったのが去年の6月。
そんときに松岡錠司監督でだいぢょぶなのかちっと不安泣笑。
とか書いたのも謝罪そして土下座。
o最初のオダジョーのモノローグでまずもうひれ伏す。なにが素晴らしいて
松尾スズキの脚本に完敗感服失禁。言葉の使い方、選び方にしびれっぱなし。
o言葉で生業を立てたいと一度は志した人間としては泣笑ものすっごい勉強させてもらた。
いやべつに今はもう勉強してないけんども苦笑いやそんな苦笑いしてる自分の
書きたい魂にまた火が付いたまた書きたい波が来た何度めだ。
o過去と未来を交差させる配分の絶妙さかげんにもまたしびれっちゃって
書く人間が変わるとこんなにも違うのかとまた感嘆。テレビドラマの二本は
いったい何だったのか。あれとはもうぜんぜん別ものと思っていいと思う。
o過剰な演出も音楽もあざとさ無く殺ぎ落とされてるけどキレイ事ばっかでもなく
言葉が生きてるから会話が自然だしオーバーさが無いからちょっとした佇まいでも
涙がこぼれる例えば樹木希林が東京に行く決心して家を出るとことか。
oキャストもなんもかんももろもろすべて文句なし今年上半期べすとわん。