くまゆうむ

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ブラックキス

kumayou6662006-04-24



殺しの芸術家、その最大な武器は“恐怖”
http://www.blackkiss.net/
監督・脚本:手塚眞
脚本:森吉治予 田中宏
プロデューサー:浅井隆
撮影監督:白尾一博
美術:磯見俊裕 林千奈
音楽:高木完
出演:橋本麗香 川村カオリ 松岡俊介 安藤政信 小島聖
   岩堀せり あんじ オダギリジョー 草刈正雄 奥田瑛ニ



oせんしうの夜の水ようび、移転した渋谷アップリンクへ。
手塚眞のブログによれば http://tzk.cocolog-nifty.com/
 この映画の企画スタートは2000年の1月1日。
 6年も前で最初の企画タイトルは『黒い血』。きっと『白痴』のあとだから
 『黒血』だったんでしょう。その後『ブラックキス』になり、『シンクロニシティ』になり、
 また『ブラックキス』に戻りました。
 始まった映画のタイトルはしっかりと「シンクロニシティ」てなってた泣笑。
 ブログぢゃ直したって書いてたんだけど。
oブログで、MAKING OF『BK』と題して、多数のエピソード掲載されてるのを
 観てきた後に読む。 やっぱこういう話は観た後に読むとより感情移入して読んでて
 すごい頭に入ってくる。こういうの読むとより映画に愛着わく。
o最初にブログで『BK』について書いた文を一部抜粋。
 インディーズというのはインディペンデントの略で、
 メジャーの映画会社ではなく作られる映画。
 したがって内容は作家性が強かったり趣味的だったり実験的だったりする。
 ところが『BK』は純粋にスリラー。しっかりエンターテインメントなのだから、
 実は日本のインディーズの枠すらはみ出した映画だ。
 これが製作の難しさになるとは思わなかった。
 日本で映画を企画すると、
 1.売れている小説か漫画が原作である。
 2.テレビで知られたスターが主演する。
 3.テレビ局かメディアがついている。
 という3条件をすべてクリアしなければならない。
 コレはすべて内容というより、宣伝のためなのだ。
 多数の観客は原作やスターの知名度でしか日本映画を観ないから。
 間違っても監督が誰であるかなんて関係ない。
 するとオリジナルストーリーで、テレビでは馴染みの少ない俳優だけでは
 企画が成立しにくいのである。
 それを敢えてやってしまったのが『BK』なのだ。
 だって、ウケるとわかって予定調和に作られる映画ばかりじゃツマラナイじゃないですか。
 こうして予定不調和の企画『BK』は6年前に、企画スタートしたわけです。
 その先には、予想以上の難関がごっそり待ち受けていた。
 どうやって公開まで漕ぎ着けたか。これから、ゆっくり話しますよ。
o奇しくも、ブラックキスの前週の水ようびに観た、ナイスの森の公式でも冒頭の頁で
 似たような趣旨の文章が流れる。昨今、大ベストセラーなどの原作モノなどの映画が多い中
 とことんオリジナルで面白いものにこだわって映画が創りたいと結集したプロジェクト、ナイスの森
 みたいなこと言ってた。(フラッシュで流れて急に早送りされて正確にその文章を読むのは不可)
 そして次の週にこのブラックキスを観るのもある種のシンクロ?みたいなぁ。
oまぁ何が言いたいかというと、要はあちきはそういう映画が観たいのら。
o観てる間、すっごいいいかもと思ったり、なんぢゃこらとか拍子抜けしてみたり
 気持ちがすごい揺れ揺れだった泣笑。困っちゃったなあていうのはそういう意味で。
 でもなかなか怖かったしあちきはこの昨今のJホラーとか言われてるののよりかぜんぜんすき。
o音楽担当に、高木完に加えて、中原昌也も参加してノイズとか入れてるらしい。
 こないだ観たエリ・エリ・レマ・サバクタニともシンクロつうことでひとつ笑ぃ。
oこの映画でやっと今さらジローでスリラーとホラーの違いを理解した泣笑。まぁ今ひとつ
 納得行かない伏線とかいっぱいあるんだけど苦笑、結論としては観てよかったしまた観たい。
oはるか昔、テレ東でやってた、ドラマとバラエティを融合させた「もんもんドラエティ」ていう
 番組の中でやってた「お茶の子博士のホラーシアター」を毎週愉しみに見てた人はきっと
 この映画イケるクチだから観るよろし。