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◎ドラマの構造/肥溜め構造のドラマ(汚い表現ですみません)
著者/サイトウ☆キヨタカさん

古い映画に「輪舞」という作品がある。
良く出来たわかり易いストーリーで1950年と64年に二度映画化されている。
内容は、10人の男女が次から次へリレー形式で恋愛をしていくというもの。
元々舞台の戯曲で、第一幕では娼婦が兵士に、次の幕では兵士が小間使いへ、
そして小間使いが若主人へと言うぐあいに、恋模様が連続して展開する。
そして最後には貴族の男が、最初に登場した娼婦へアプローチをし…
結果的に十個の物語の連鎖が輪舞のように円になっている、
という構成の話なのである。
「AがBを、BがCを…と連鎖的に人を好きになっていくが、
なかなかうまくいかない大人のラブストーリー」という宮藤官九郎の今クールのTBSドラマ
マンハッタンラブストーリー」のあらすじを聞いた時、最初に思い浮かべたのは、
映画「輪舞」だった。そうか、こんどはそういう構成か・・・。
そして第1話を観終わった時「今度のクドカンは展開がゆっくりしてるなあ。
でも一般的には、こういうわかり易い展開の方が、マニア受けから脱却するのに
いいのかも」と思ったりもした。しかし、その考えは2話目で間違いと気付かされる。
話の起点となった小泉今日子が退場していかないのである。
第2話は、恋の4段連鎖になっていた。そして第3話は第2話の話の上に、
別の主要キャラがのっかり、プロレスでいうところのバトルロイヤル状態になっていた。
今後、回が進むと更に登場人物が増えていくのだという。話が進めば進むほど、
登場人物が溜まっていき、より話が複雑になっていく。まるで肥溜めのような構造なのだ。
主役のマスター松岡がドラマ内で、汗をかきながら
人間関係を詳しく説明してるくれるのはその複雑さゆえだからだろう。
そして気が付けば、まさにこれは一部のマニアや若者しか受けつけない典型的な
クドカンワールド・・・。案の定、いつものように視聴率は下降気味の展開だあくまで三話までだが)。

個人的に、このドラマの構成には、凄く才気を感じるている。
とにかく、こんな構造の話は今までなかったと思う。主役が毎回変わるのはいいとして、
話が解決せずにどんどん複雑になっていくというのは・・・。
連ドラにおいての「構成」とは何か、ということをこれほど考えさせてくれる脚本家は
そうはいない。しかも今回は、過去に見たことないようなドツボな構造をしていてるのだ。
このままいって、ちゃんと物語として成立するのだろうか・・・
(破綻しちゃえば、それはそれで面白い)。
それとも、途中で、構造自体に変化を加えるのであろうか・・・
本当に先が楽しみなドラマである。
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マンハッタンラブストーリーちうドラマはするめなのらこんなにも深い構造をしてて
しかもその上でくだらなくてばかばかしいのにものすごい細部に渡って小ネタがちりばめられてて
ビデオで何度も見て反芻して愉しめるのら
だけどばかばかしいだけぢゃなくちゃんと大人のらぶすとーりーしててせつないのらみんな見れ