少年メリケンサック どっぷりＮｉｇｈｔ！ in 新宿バルト９

流れ姉妹観おわったその足で新宿バルト９へ。
23時台、25時台のミッドナイト上映で上映後に20連発Movieが観れる
特典付き上映ていうのでまあこれはネット配信してるやつとおんなぢだと
思うんだけどうちのPCだとものっそい重くてほとんど見てないから
いい機会らてかんぢでオールナイトで２回ぶっ通しで観てどっぷりつかる。
とりあえず初日初めて観たあとは感想を書けなかった。
流れるエンドロールを観ながらうーんてかんぢな複雑模様。
待望のクド監第２作めてことであまりにも期待値が高すぎて
ぶっちゃけすっげえよかった感がその期待値に届かなかったのら。
パンクが嫌いでも大丈夫とかクド監とか宮崎あおいは言ってたけど
それはやっぱちがうよなあ。80’s パンクが好きだった人とかが観たら
もっげえ楽しめたべな。あちき80’sは80’sでもテクノ、ニュー・ウェイブ系らもん。
戸川純とかプラスチックスとかメロンとか立花ハジメとか一風堂とか
サンディー＆ザ・サンセッツとかもちろんわいえむおーとかその辺らもん。
今回ピエール瀧の怪演ぶりはすげえよかったけど、あれだってセックス・ピストルズの
仕掛け人マルコム・マクラーレンな立ち位置らすいけどピストルズとかよけて通ってきた苦笑
あちき的にはマルコム・マクラーレンていやあ教授のサンストで教えてもらった
バッファローギャルズでありヴィヴィアン・ウエストウッドでしかないわけであって
そりゃ宝島とかりあるたいむで読んでたから嫌でもミチロウの記事とか載ってるの
目に入るけどあの辺の音楽は好きぢゃなかったし泣笑。そっからもう減点気分だし泣笑。
そもそも今回の脚本の破綻しまくりはどったの？クドカンてば。
まずのっけから、かんながパンクみたいな音楽を嫌いなはずだったら
ようつべであの動画見てもｷﾀｰーー!ってならないべ。まあそれについては後で
マサルとの会話で、なぜか苦痛なはずなのにひっかかる何度も見ちゃうて言ってるけど。
ふんでもってこれは指摘してる人多いけどあちきもいちばん気になったけど
ネットで１万サクセスもした時点で絶対誰かがこれは２５年前の映像だって気づくはずら。
しかも契約もまだしてないメリケンの動画を会社のサイトにあっぷするわ、グッズ作り出すわ
ツアー決めちゃうわってありえないあまりにもリアリティなさすぎ。リヤルだったらもう炎上だべ。
文春の連載で現在のアキオの台詞でiPodていうのが出てくる台詞があるけどアキオがiPodなんて
知ってるわけないてことで編集でカットしたて話載っててそんなとこ整合性とるならなぜとか
思ったわけでライブシーンとか乱闘シーンとかすごいリアリティ追求してるから尚更に
破綻が際立っちゃって見えて萎えた。でもなんでか観おわって日が経つにつれて恋しくなってきちゃって
あの４人のしょうもないおっさんに逢いたくなってきちゃってああこれってかんなと同じ気持ちぢぁん
そっか結局まんまとクドカンマジックにかかっちゃってるよな気分でオールナイトで
２回連続で観続けてもう満足。つじつま合わないとかそんなんもうどうでもよくなる惹かれるものが
あるのら。毒も切なさもナイフ忍ばせて舌出してるクドカンに花束を。制作費使って豪華なキャスト揃えて
宮藤官九郎のやりたいことやってるの観られてそれで満足それだけで胸が熱くなる。これが愛だ。パンクだ。
守ってあげたいだ。